【初任向け】教室環境作りチェックリスト

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新年度が始まり先生方もバタバタの時期ではないでしょうか。今年度採用されて初任者として先生デビューされた皆さんもおめでとうございます!

目まぐるしい4月も終わり。役に立つような記事をもっと早く書いておけば良かったですね。来年度は早めに記事を書いておけるように頑張ります…!

ぽんぬ
ぽんぬ

最近は自分の仕事が忙しく、申し訳ないです

4月はおそらく新年度最初の週に委員会決めや学級係決め、学級目標決めなどが合ったのではないでしょうか。その後に本格的に授業スタートが一般的ですね。1ヶ月過ごしてみて、先生方も学校での流れに少し慣れてきたかと思います。

今回の記事では新しくスタートした学級の良い雰囲気を継続するため、「環境作り」に関して記載していきます。荒れにくい学級や学年を作るために何を意識すれば良いのでしょうか?ちょっとしたヒントになれば幸いです。

環境作りはなぜ必要なのか

ぽんぬ
ぽんぬ

「割れ窓理論」がわかりやすいかもです

割れ窓理論とは…

1982年に米国の犯罪学者ジョージ・ケリングが提唱したもので、割れた窓や落書き、ゴミなどを放置してしまうとその環境が当たり前となり治安が悪化し、やがては大きな犯罪に繋がるというもの。

実際に1994年以降ニューヨークの市長と警察がこの理論を生かし、徹底的なゴミ清掃や無秩序な行為への取締りをしたところ犯罪件数が減少したという結果が出たのだそう。

ぽんぬ
ぽんぬ

つまり綺麗な環境を維持することで学級経営も安定しやすいんですね

新年度が始まると先生方も忙しくなるとともに、生徒たちも授業に部活に委員会になど、沢山やるべきことが増えて混乱しやすい時期。学級や校舎など生徒たちが過ごす空間の中で異変に気付いたら放置せず気づいたその日に改善することが、学級経営の安定化にも繋がります◎

具体的に何をすれば良いの?

ぽんぬ
ぽんぬ

私の場合は以下のようなチェックしてました

①教室のドアや床などの異変確認

チェック例
  • ドアの立て付けが悪く開けにくい状態のままではないか
  • 床がへこんでいたり大きい穴が空いたりしていないか
  • ペンや鉛筆で落書きされている箇所がないか
  • 画鋲の芯や釘がむき出しになっている壁が放置されていないか

新年度なので前の担任から教室の受け渡しが行われていると思いますが、意外と教室の環境を細かく見ると放置されている部分も多いのが現状です。場所によっては生徒の怪我に繋がるような場所もあるので、自分でできる範囲のものは自分で処置する。一方で穴が空いている部分のように自分ひとりでは直せないものは技能員さんに相談して手伝っていただく場合もありました。

②備品の欠陥や不足

チェック例
  • 色が出ない状態のプロッキーなどが長期間放置されていないか
  • 黒板消しがボロボロすぎて生徒がうまく使えない状態ではないか
  • 他の学級にある備品が自分の学級にも揃っているか
  • 提出物ボックスが割れたり欠けていないか
  • 清掃時に使用するホウキはちゃんと使える状態か

学校生活の中で係活動や仕事などで使用する用具がまともに使えない状態だと、生徒たちもやる気が出ないはず。新しい黒板消しや備品などを準備してほしい場合は、事務に相談して購入してもらうと良いです。学年で備品を統一している場合は、学年主任の先生に相談するのも手かと思います。定期的に教室内の状況を確認するようにしてみましょう。

③学級内での清掃習慣

チェック例
  • 朝の会や帰りの会の余った時間に1分間のゴミ拾いを実施
  • 環境委員や環境係による「ロッカーの整理整頓の点検」
  • 教卓周りの整理整頓
  • 清掃時間に教員自身も机運びや掃除に参加する

「清掃は大切!」と言うからには、自身も整理整頓や環境整備に努めておくべきだと思っていたので、生徒と同じように教室掃除に取り組んでいました。他にも教卓など教師自身の私物が散乱していないかなど整理整頓を心がけます。偉そうに上から生徒に対して教授したり指示するのではなく、生徒と一緒に教室を綺麗にしようとする教師の姿勢が大切なのかなと思います。

④特別教室の管理

チェック例
  • 不要な段ボールなどが異様な数ほど放置されていないか
  • 前の担当教員に処分されないまま置かれた産業廃棄物がないか
  • いつのか分からない埃の被った謎の古すぎる教材がないか
  • 準備室に大量に放置されたかつての生徒の私物がないか

これは技能教科の先生に多いのですが、教科担当として管理している特別教室の環境整備です。家庭科で言えば被服室や調理室、美術であれば美術室、音楽であれば音楽室など。ここが意外と盲点で…長年放置され続けてきた過去の教材や、故障したままの機材、処分されずに放置されている産業廃棄物などが教室内にそのままあったりします。生徒の目にも入りますし、使用しないものを埃まみれで放置するのは避けたい。少しずつでいいので処分するものは処分した方が賢明です。

ぽんぬ
ぽんぬ

余談ですが恐ろしいイベントが発生することがあります。「監査」です。

監査とは…

学校施設や備品管理、教職員の勤務状況などを各自治体の教育委員会が各学校を調査すること。毎年全部の学校で実施されるわけではないが、数年毎に輪番で決まる。自分の担当する教室内の備品全てを事務と確認するとともに、教室内に不適切なものがないか、不要なものが放置されていないかなど教育現場として適した環境整備がなされているかチェックされます。

特に異動先の学校が監査対象だった場合がかなりしんどいのですが、新年度明けて早々に教室整備も必要になるので監査が行われる日程まで清掃に追われている先生もいらっしゃいました…。

ぽんぬ
ぽんぬ

ただでさえ忙しいのに夜中まで掃除した苦い思い出もあります…

まとめ

今回の記事では、私の経験をもとに環境作りに関して意識すると良い点を何個か書かせていただきました。特に生徒から「ホウキが壊れていて全然ゴミを掃くことができないんです」など直接報告してくれたことを、ないがしろにしてしまわないようにして欲しいです。「先生は何かが壊れていても別に平気なんだな」と変な誤解をされても大変ですし、折角教えてくれた生徒の気持ちを大切にしてあげたいですよね。

ぽんぬ
ぽんぬ

全部を先生が掃除する必要はないので、無理をせずに

学級のより良い環境作りは先生だけではなく生徒とともに作るもの。毎日の学校生活が過ごしやすく快適なものになるように参考にしてみてください!以上です!

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