「仕事が終わらない」「今月も時間外勤務が・・・」という悩みを抱えた若手の先生方に向けた内容になっています。先生たちの頑張り方について、私の経験から何を大切にするべきなのかをテーマに記事を書きました。働き方を見直すタイミングになると嬉しいです!
前提:仕事量そのものが多すぎる
教員の仕事は、教育課程内で「重要」とされるものがあまりにも多すぎます。
本来は制度の段階で整理されるべき量です。
成績処理、個人情報管理、会議資料作成、保護者対応。
しかもダブルチェックが求められる業務ばかり。
時間に余裕がない中で正確さだけは求められる。
だからまず伝えたいのは、仕事が終わらないのは、あなたの能力の問題ではない。
総量が多いのです。ここを履き違えると、自分を責め続けてしまいます。
それでも差が生まれる理由
差を生むのは「能力」よりも「選択」です。
時間が有限である以上、常に問い続ける必要があります。
これは本当に“今”やるべき仕事か?
例えば授業準備。
- プリントのレイアウトを何度も微調整する
- 毎時間すべて新規で作る
- 印刷に毎回数十分かける
授業準備は最優先事項です。
しかし、そのこだわりの目的は何でしょうか。
生徒の理解向上のためか。
それとも、自分が安心したいからか。
この問いを持てるかどうかで、時間の使い方は変わります。
悪循環を断ち切る
プリント配布
↓
授業
↓
誤字発見
↓
落ち込む
↓
次は完璧にしようとさらに時間をかける
このループに入ると、抜け出せません。
代替案はあります。
- 教科書に直接書き込ませる
- 教科書会社の問題集やノートを活用する
- 学年でテンプレートを共有する
既存教材は、学習指導要領を基準に膨大なデータをもとに作られています。
それを活用することは「手抜き」ではありません。合理化です。
自分一人で完璧を目指さない。
チームで標準化する。
結果として授業の安定につながり、保護者対応の負担も減ります。
校務分掌というもう一つの壁
多くの先生が最も消耗するのは校務分掌です。
学習、保健安全、自治活動、学校行事。
やり始めれば終わりがありません。
ここで消耗を生むのは、理想論に振り回されることです。
- 今まではこうしてきた
- もっと良い方法を考えて
- こうあるべきでは?
改善は大切です。
しかし、際限なく受け止めていると仕事は増え続けます。
大切なのは、
改善は「仕組み」で行うこと。感情で背負わないこと。
前年度の反省を整理し、前例をベースにする。
事前に管理職や主任と共有する。
それだけで、会議での消耗は大きく減ります。
まとめ
- そもそも仕事量が多すぎる。終わらないのはあなたのせいではない。
- こだわりの目的を問い直す。
- 既存教材やテンプレートを活用する。
- 理想論に振り回されず、仕組みで動く。

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