この記事では
- 学級通信のスペースが余ってしまった!
- 生徒向けの使えるコラムネタがほしい
- 7月のネタってどんなものがあるの?
という方のお悩みが解決できるものになっています。

7月の学級通信に活用できるコラムを載せておきます
私自身「学級通信を週に一度は絶対出す!」という意気込みで毎週頑張って学級通信を作成していたことがあるのですが、頻度を決めてしまうと意外とネタに困る場合がありました。何か良いネタは無いかなぁという時にお使いください。コピペも大丈夫です。
7月の学級通信
7月のイベントでは1学期の終業式や夏休みなどがありますので、そこに着目した記事を書くことも可能です。三者面談や通知表に関する記事や、夏休み中の過ごし方などの文章も良いと思います。
また、真面すぎる内容は嫌だなと思う先生もいらっしゃるかと思いますので、今回の記事ではテーマ別に分けてちょこっと使えそうなネタを記載しておきます。文章の内容なども先生達の自由に編集して構いませんので、困った時の文章としてお使いください。
季節や行事にまつわるネタ
どうして七夕に願い事を書くの?
7月7日は「七夕」!日本では自分の願い事を短冊に書いて笹の葉にくくりつけ、願い事が叶うようにする風習がありますね。織姫と彦星が年間1回しか会えない日というのは知っていますが、どうして願い事を書くのでしょうか?
日本の七夕は、中国の七夕伝説や日本の豊作を祈る風習が合わさってできたもののようです。そして昔の人が織物が上手な織姫のように「物事が上達しますように」と願い事をしたのが、始まりとされているんだとか。また、「織姫と彦星の力で願いが叶うぞ!」という言い伝えも元になっているみたいです。「石油王になりたい」という私の願いも、叶うといいなぁ。
かき氷シロップ、実は全部同じ味?
暑い夏にぴったりのスイーツといえば、やっぱりかき氷。イチゴ、メロン、ブルーハワイ……いろんな色と味があって、どれを選ぶか迷っちゃいますよね。でも、実は一般的な市販の「かき氷シロップ」、実際はどれもほとんど同じ味なんだとか。
「イチゴ味とメロン味って全然違うじゃん!」と思うかもしれませんが、これは「香りと色による影響」なんです。実際シロップの原材料名を見ると、ほとんどが「砂糖水+香料+着色料」。味の決め手になるのは“香り”で、私たちの脳は香りと色から「これはイチゴ味だ!」と認識。こう聞くと、なんだか不思議な気分…味覚って、舌だけじゃなく脳でも感じているんですね。
この夏にお祭りでかき氷を食べる時に、目をつぶって味を当てるなんてことも…本当に味の違いがわかるのか、実際に友達とやってみましょう!
ブルーハワイって何味?
かき氷の定番といえば、イチゴ味にメロン味に…そして鮮やかな青色の「ブルーハワイ」。ところで、ブルーハワイってなんでしょうか?
ルーツはハワイの海の色を表現したカクテル「ブルーハワイ」だそうで、青い色のリキュールを使った南国風の飲み物。では、かき氷としてはどんな味にしているのか…実はこれ、製造する会社によってかなり違いがあるようで決まった味はないようです。
味はちょっとラムネっぽいものやソーダ風味、レモン系などメーカーによってバラバラ。「青くて南国っぽくてなんか爽やか!」という印象だけで広まった、かき氷の定番シロップ。色や名前からなんとなく味を感じてしまう私たちの感覚、かなり面白いですね。ブルーハワイのかき氷シロップ、メーカーによってどんな違いがあるのか味わってみるのも何か発見がありそうです。
旧暦「文月」の由来は?
7月を、昔の言葉で「文月(ふみづき)」と表現しますが、既に国語の学習で習っているかもしれませんね。この「文(ふみ)」という字、なんだか“手紙”や“書物”を連想させますよね。実は「文月」にはこんな由来があるそうです。
日本では昔、7月に短冊に書いて願いごとをしたり、詩や歌を詠む行事があったそうで、ちょうど七夕もある時期。「文を贈る月」「ふみを読む月」…そこから「文月」と呼ばれるようになったそう。ほかにも、稲の穂がふくらみ始める「穂含月(ほふみづき)」が語源という説もあります。
昔の人たちは、季節の変化や行事に合わせて月の名前に意味を込めていたことがわかりますね。ちょっとロマンチックじゃありませんか?今月はそんな「文の月」ですから、久しぶりに手書きで手紙を書いて送ってみると、相手にもっと気持ちが伝わりそうです。
花火大会、千発規模ならいくらかかってる?
夏のイベントといえば、やっぱり夜空を彩る花火大会。暗闇の中でパッと空を鮮やかに照らすあの大輪の花火を毎年楽しみにしている人も多いと思います。では、「花火って1発いくらくらいするんでしょうか」ちょっとした疑問が浮かびました。
調べてみると、打ち上げる花火1発の価格はピンキリ。小さめだと五千円前後〜数万円、より大きいものだと数百万円することも!よくある「千発規模」の花火大会だとざっくり500万〜1,000万円以上がかかっている場合も。さらに花火大会では音響や警備、観客の誘導、会場の準備などの費用もかかるのでイベント全体では数千万円規模となることもあります。
「そんなに高いの!?」そう思った人もいるかもしれませんね。でもその裏には、伝統や職人さんたちの技術や情熱、準備にかける長い時間、そして地域の人たちの支えもあります。毎年、夏の夜空を彩る数分間の為に、沢山の人の努力がつまっているんですね。今年花火を見上げるときは、「一発一発にこめられた見えない物語」にも、ちょっとだけ思いをめぐらせてみてくださいね。
心や生活習慣にまつわるネタ
夏バテ回避!有意義に過ごすコツ
毎年厳しい夏が続き、今年もどんどん暑くなってきましたね。朝からムシムシ…食欲もあまりない、勉強も部活もなんだかだるくて、集中できない。そんなときに気をつけたいのが「夏バテ」です。夏バテはただの「疲れ」ではありません。異様な暑さで体温調節や自律神経がうまく働かなくなってしまうことが原因。気づかないうちに心と体のバランスがくずれやすくなります。
回避のポイントはズバリ、生活リズムをととのえること!例えば、
- 朝ごはんをちゃんと食べて、体のエンジンをかける
- 冷たい飲み物やアイスばかりを摂取しすぎない
- 夜はスマホを早めに置いて、しっかり眠る
- 夏でも定期的に湯船に浸かって入浴する
など。小さなことの積み重ねで、ずいぶん変わります。「夏バテしやすいなぁ」という人は、まずは自分の生活習慣を見直してみよう。夏を元気に乗りきるには“小さな習慣”が鍵を握ります!
SNSでの見えない心
スマホを見ていて「なんか落ち込む」と思ったことはありませんか?友だちのグループLINEに自分だけ入っていなかったり、SNSで誰かの投稿を見てモヤモヤしたり。直接言われたわけじゃないのに、心に刺さって傷つくような出来事は、ネットでも起こりえます。夏休み前でもあるので、一度SNSとの付き合い方をよく考えてほしいです。
SNSの世界は、リアルな人間関係のようでいて本当の気持ちや事情が見えにくい場所です。画面の向こう側で相手がどんな気持ちを抱いているのか、気になりますよね。文章の内容やスタンプなどで、勘違いが生じることもあります。そのため「見えていることがすべてじゃない」と意識するだけで、少し心がラクになることもあります。
もしもSNSで傷ついたら無理に我慢するより、「いったん離れて深呼吸する」ことが、心を守る力になるのです。相手の発言が周りに影響を及ぼすのと同様に、自分の発言もまた同様であることをよく考えて夏休みを過ごしてほしいです。
思ってたよりすごい「スキマ時間」
「時間がないから、あとでやろう」そう思って、気づけば何も進まないまま1日が終わってしまった…そんな経験、ありませんか?振り返ってみると、実は私たちの生活の中には“ちょっとした時間”が沢山あります。例えば、「授業と授業の間の休み時間」や「部活が始まるまでの10分」「夜ごはんまでの15分」など。これらは「スキマ時間」と呼ばれついぼーっとしがちですが、実はとても大きな可能性を持っている時間です。
たとえば1日10分のスキマ時間を活用できれば、1週間で70分、1か月で約5時間。その時間で、英単語を覚えることもや読書1冊だって読めるかもしれません。
しかも「短いからこそ集中しやすい」「手をつけるハードルが低い」というメリットも。やる気が出ないときほど、スキマ時間を使って“ちょっとだけやってみる”ことが、実は一番の近道に繋がります。スキマ時間は思い返すと、誰にでもあるもの。だからこそ、それをどう使うかが“差”になります。今日、あなたにはどんなスキマがありそうですか?
その写真本当にシェアして大丈夫?
友だちと遊んだ写真、部活でがんばった瞬間、きれいな風景など、SNSに写真をアップしたくなる画像って沢山ありますよね。でもその1枚、投稿しても本当に大丈夫?写真には、気づかないうちに“あなたの情報”がたくさん写りこんでいることがあります。
・制服や校章から学校が特定されてしまう
・家の周りの風景で住んでいる場所が分かってしまう
・名前の書かれたノートや名札が見えている
・友だちの顔を許可なく載せてしまっている
ネットに出した写真は、一度広がると完全に消すことはできません。「大した写真じゃないし大丈夫」と思っても、悪意のある人が保存・拡散することも可能性としてあります。だからこそ、投稿する前に“一呼吸おいて考える”ことが大切です。誰かと一緒に写っている写真なら、必ずその人の同意をとること。友達に何か起こる可能性もゼロではないのです。楽しい思い出は大切にしながらも未来の自分を守るための選択をしていきましょう。
学習や考え方にまつわるネタ
「失敗した…」をどう受け止めるかで未来が変わる
テストの点が思ったより悪かった。部活の大会でミスをした。友だちに言いすぎてしまった…
「失敗した…」と落ち込む瞬間はいろんな場面で起こり、誰にでもあるもの。心の引っかかりのような体験は様々あるのではないでしょうか。一時的に泣いて悔しがっても良いんです。でも失敗をその後どう受け止めるかで、未来は大きく変わります。例えば「勉強できない自分はダメだ」と思ってしまえば、そこから先の行動が止まってしまうかもしれません。でもその失敗から「なぜこうした結果になったのか」「次はどうすべきか」と受け止め考えることができれば、失敗は皆さんにとっての“成長の材料”になりえます。
スポーツ選手も芸術家も、有名な研究者でもみんな失敗をたくさん経験しています。違うのは、「失敗から何を学ぶか」にこだわること。失敗は終わりじゃなく、成長の途中にある通過点。大切なのは、失敗したことよりも、それをどのように自分に活かすか。転んでもただでは起きない。勉強でも友人関係でもそんな姿を意識することで、あなたの未来を変えていくはずですよ。
「わからない」は、学びのスタートライン
授業中、先生の問いかけに正しく答えられなかったり、テスト勉強で問題が解けなかったりすると、つい自信を失ってしまうこと、ありませんか?中学校は特に学習スピードが小学校の時よりも早いので、自分だけ置いて行かれている感覚を抱いている人もいるかもしれません。しかし、この「わからない」という気持ちこそが、学びのスタートラインなんです。
簡単に言うと「”今は”まだわからない」だけ。知らないことが明確になるということは、これから何を学ぶべきかがハッキリしたということでもあります。むしろ一番避けてほしいことは、「わかったフリ」をしてなんとか誤魔化すこと。内容を理解しないままでいると、誤った知識が身についたり自分の課題が見えない状態になってしまいます。
「わからない」と思えた瞬間を大事にしてほしい。そこにこそ、あなたの“伸びしろ”があるのだと思います。勉強も部活動も、誰かとの関係も「最初はできない」のが当たり前。だからこそ、「わからない」と向き合うことが、本質的な“できる”への第一歩になりますよ。
自分だけの「間違いノート」を作ってみよう
定期テスト、おつかれさまでした。手応えを感じた人も、ちょっと後悔が残っている人もいるかもしれませんね。でもテストの本当の価値は、終わったあとの“振り返り”にこそあると思いませんか?そのために私から皆さんに、是非おすすめしたいのが――自分専用の「間違いノート」です。
やり方は単純で、テストで間違えた問題や自信がなかった問題を1冊のノートにまとめていくだけ。学生時代の私の方法では、教科関係なく間違えた問題を一冊に書き込んでいました。「なぜ間違えたのか」「同じミスを繰り返さないようにどうすべきか」を自分の言葉で書きます。
- 計算ミス → 計算も途中式も合っているのに単位をつけ忘れた
- 漢字ミス → 思い浮かばず書けなくて空欄にした
- 英作文 → 単語のスペルをあやふやに覚えていた
減点された“原因”がわかると、次にどう対策すべきかが見えてきます。「できなかった問題」は、ある意味“これから掴める成長のチャンス”。その絶好の機会を放置するか、考えて行動に移すか――そこが周りとの差になるんですね。
苦手だからといって避けている学習分野は無いか、数週間後に同じ問題を解いても解答できるように繰り返す。できるだけ毎日使って「間違いノート」を書いては見直してみてください。そこに「過去の自分」が残してくれた“ヒント”があるはず。
自分が集中できる環境作り
「なかなか勉強に集中できない」そう感じたこと、きっと一度はありますよね。私も仕事にうまく集中できない時が度々あります。そんな時、「環境を自分で見直してみる」ことが大事だったりします。
✅スマホは手の届かないところに置くようにしているか
✅ 勉強前に机の上はスッキリ綺麗にさせているか
✅ 漫画やゲームなど誘惑に負けそうなものはないか
✅ BGMは本当に集中できる音楽を聴いているか
✅ 集中して学習する時間を決めて行動しているか
などなど。音楽もそのひとつで、科学的に落ち着いたカフェのようなBGMは作業に集中しやすいと言うデータもあります。自分にとって集中できる条件が揃うと自然とスイッチが入りやすくなります。
集中できる環境は、誰かが用意してくれるものではなく自分でつくっていくもの。勉強がうまくはかどらない…と感じたら、まずは環境をどこか変えてみてください。休憩を挟むことも忘れずに。
教科に関連するネタ
アイスのコーン、なんであの形?【数学】
暑い日に食べるアイスクリーム。カップも便利だけど…やっぱり食べられるコーン派!という人も多いのでは?ところで、なぜコーンの形は”円すい”なのでしょうか、四角でも良いような気がしませんか?実はその背景には、ちゃんと数学的な理由があるみたいです。
円すいは、安定していて上に向かって広がる形をしています。そのため上に乗せた球体のアイスがバランスよく乗せやすいやすい。さらに、上が広いのでアイスを食べやすく、こぼれにくいというメリットもあります。もうひとつの理由は、焼いたコーン生地はもともと平らな「円形」なので、それをくるっと丸めると自然と円すいになるため作りやすくて機能的だから。まさに理にかなった形、意外と奥深いですね。
「BBQ」は外国で通じるのか【英語】
「来週みんなでBBQしようよ!」家族や友達と楽しめる夏のイベントの定番でもありますね。でも「BBQ」って、外国でもそのまま通じるのでしょうか?
結論から言うと「通じるけど伝え方に注意!」。「BBQ」は英語圏では略語として見慣れた表現、スラング向きなので文章では通じます。でも、会話で「ビー・ビー・キュー」と言っても伝わりにくいので、「バーベキュー(barbecue)」と話すと良いです。「BBQ」はLINEや手紙など書くときには◎、でも話すときに注意が必要ってことなんですね。
ソーダは“夏の季語”で使える? 【国語】
暑い夏、冷えたソーダは格別!「ジュースなのに季語?」と疑問を抱く人も多いかと思いますが、俳句の季語として活用できます。俳句の世界では「ソーダ」や「ラムネ」などが夏をあらわす季語として登場しています。他にも意外な飲み物が季語になっているんです。
- 麦茶(夏)…冷たくて香ばしい、日本の夏の定番のお茶。
- 甘酒(冬)…冬の神社や初詣と共に登場。
などなど。俳句では、こうした“日常のひとコマ”を切り取ることで、季節を表現できます。つまり冷たい飲み物の美味しさや涼しさも、立派な“季節の風景”なんですね。ちなみに「ペプシ」や「アクエリアス」などは季語として認められないとのことです、商品名は駄目でした。
知ってる?ラジオ体操第二【体育】
「ラジオ体操第一」は皆さん体育の時間や運動会などでもお馴染みですよね。しかしこの続きの「ラジオ体操第二」…どんな内容でどう違うのか知っていますか?どちらも3分程度で音楽も似ていますが、実は目的と動きにハッキリした違いがあるんです。
【ラジオ体操第一】は子どもから高齢者まで誰でもできるように作られた、やさしめの全身運動が主な動きです。肩や背中や足腰をムリなく動かすことで血流をよくし、体をスッキリ目覚めさせる効果があります。そのため、朝の体操にピッタリですね。
【ラジオ体操第二】はより筋力を意識した、運動強度の高い動きが多めです。もともとは工場や職場など「体力がある大人のため」に作られたもの。ひねる・跳ねる・強く伸ばす動作など、筋肉にしっかり刺激が入るような工夫があります。
そして、今では幻の「ラジオ体操第三」もあるので、ぜひ挑戦してみては?
ちょっとした豆知識ネタ
台風の名前って誰が名付け親?
ニュースでよく聞く「台風〇号」。なかでもたまに「チャーミー」や「ライオンロック」のようなカタカナの名前も耳にしたことがあるのではないでしょうか。
これ、実は台風に“名前”をつけているのは世界のグループ。その名も「台風委員会」アジアや太平洋周辺の国々が参加していて、日本・中国・韓国・フィリピンなど14か国があらかじめ140個の名前を用意しているのです。「バンヤン」は香港で、木の名前から。「プラピルーン」はタイで雨の神から。日本からは「コイヌ」や「ヤギ」「ヤマネコ」など星座の名前を提出しています。
ちなみに、「台風〇号」は日本国内での通し番号表記。一方、カタカナの名前は国際的な名前。どちらも同じ台風を指しています。つまり台風の名前は、世界の国々が少しずつ持ち寄って決めているんですね。「台風〇号」には、グローバルな裏話があるんですね。
世界の夏休み事情
夏休みは日本の学校では待ち遠しい行事のひとつ!でも実はこの「夏休み」、世界各国ではちょっとちがうって知っていましたか?例えばオーストラリアでは12月〜1月が夏休み!オーストラリアは南半球にあるので、季節が日本と逆なんですね。
また、フランスでは夏休みが約2か月半も。一方で、アメリカでは州や学校によって夏休みの長さや時期がバラバラですが大半は6月上旬頃から8月下旬までだそう。ちなみにアメリカの学校の大半は9月は入学式なんだとか、根本的に学校のスケジュールが日本と異なるんですね。
国によって気候も、文化も、学校制度もちがうからこそ「夏休み」の時期や期間は国ごとに違いがあるんですね。この夏休みの中で「世界の同じ年の子は、どんなふうに過ごしてるんだろう?」と想像してみるのも、ちょっと素敵かもしれませんね。
浴衣と着物の違いって?
花火大会やお祭りでよく見かける「浴衣」。「着物の一種では?」と思っている人も多いかもしれませんが、実は浴衣と着物にはちゃんとちがいがあります。まず「着用する時期・場面の違い」。浴衣は一般的には涼を感じる”お出かけ着”として、夏祭りや花火大会などの、夏のイベントで着られることが多いです。
一方で着物は夏に着ることもありますが、着物は肌襦袢や長襦袢を着たり、足袋を履いたりする為、夏用の薄手生地であっても暑く感じます。また、着物は”正装”や”晴れ着”として、結婚式やパーティーのようなお祝いの席や、初詣、七五三、成人式などで着用されるものとされています。
また足もとにもちがいがあり、浴衣は基本的に素足に下駄。着物は足袋(たび)をはいて草履を合わせるのが一般的です。最近では「浴衣=夏のオシャレ着」としてレースの帯や洋風の小物と組み合わせて楽しむ若者も増えています。でも昔ながらの着物と浴衣のルーツやちがいを知っておくと、日本の文化をより深く味わえるかと思います。
日焼けは「やけど」って知ってた?
夏の外体育や部活動、プールや外遊びなどなど。女子生徒から「日焼けしちゃいました」っと聴く一方で「うまく黒くなってきました!」と男子生徒が嬉しそうに話す季節、やってきました。日焼けサロンなどの施設ができる一方でお伝えしたいのが、その「日焼け」、実は 火傷 の一種だって知ってましたか?
ちなみに私は、一度とんでもない位の全身日焼けで火傷状態になったことがあります。日焼けは太陽の光、その中でも特に“紫外線”という光が肌に当たることで起きる現象です。この紫外線、肌の細胞にダメージを与える強力なエネルギーを持っています。
皮膚の表面が赤くなったりヒリヒリしたり水ぶくれができたりするのは、まさに「軽い火傷」の症状と同じ。そのため「日焼け=かっこいい」なんて言って放っておくと、肌が回復しきれずに将来シミや皮膚の病気の原因になることも。日焼け止めクリームや日傘、長袖の上着は自分の体を守る“バリア”です。ちょっとだけ、「自分の肌を守ろう」という意識を持ってみましょう。
さいごに

時期的に夏休み前でもある7月の記事ネタでした!
前期後期制の学校であればすみません!ですが学期末にあったことなどを学級通信に詰め込みた先生はいるはず。ただ少し空欄ができてしまった部分にでもご活用ください。私の場合は学校全体で1学期の振り返りプリントと言うのを作っているので、7月の記事として活用していました。
学級通信のネタは意外と思いつきにくいので、すぐに書けない時に利用してください。ですが学級に強く伝えたい内容を優先して書くようにしてくださいね。夏休み前大変だと思いますが、先生方体に気をつけて働いてくださいね。以上です!
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